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団体交渉議事録(2021.10.11)

先般団体交渉を行いました。
時間不足で項目の途中までとなり、次回日程は調整中ですが、実施分の議事概要を掲示します。

●日時 2021年10月11日(月)
●場所 太田区民センター
●時間 15:00~16:30
●参加者
 組合:帆足、石川、荒川、佐藤
 会社:安原氏(本社)、世田谷・羽田各営業所所長

会社が、冒頭に口頭で前期の収支報告を基に、現状の厳しい営業状況に関して説明。

これに対し当組合としては、売却資産や政府からの雇用調整助成金等の収入(資本)部分が不明瞭なども含め、正確な財務状況が不明と反論し、今後も開示を要求。

1.団交の進め方について

【組合】
メール・ZOOM・録画の活用。
録画に関しては、前回、検討して頂けるとの事。

【会社】
録画をするつもりはない。
理由は、画像がどのように利用されるか?わからない。

【組合】
不正流用等をしない誓約書を出しても良いが?

【会社】
今のところ、考えてない。

【組合】
前回全労が引用した判例は確認しました?

【会社】
見つからなかった。(再度送って検討する)

*会社はメールの使用を拒否しているので、リクルートや社内連絡等でメールは使用しているようなので、便利なメールでのやり取りを今後も要求をしていく。

2.休業問題について

【会社】
最初に休業した時は、売上平均2万ぐらいだった。第5波では人はいるし、売上もコロナ前の6割程度だった。

【組合】
売り上げの高かった人ほど売上の減少率は高いことが問題。
以前話してた社員ファーストの会社なら対応が違うのでは?

3.コロナ治療後の検査費用について

【組合】
自費ではなく会社負担を要求。

【会社】
保険診療でないと3、4万かかるが、品川のクリニックだと保険適用で4千円くらい。
2、3割の割合で、後遺症が見つかったり、全く別の病気が発覚したり、効果が出ている。

【組合】
一般の傷病とは別に考えて欲しい。
本来国が助成すべき事だと思うので、業界として政府に要望を出すという方法もある。

【会社】
そういう希望があるということだけメモしておきます。

4.責日の問題について

日勤乗務者に関する責日の規制
【組合】
実際にナイトを降ろすとか降ろさないとかの選択材料だった。
4か月平均で、クリアしてないと、ナイトをできないという認識。

【会社】
ナイトの希望者がいっぱい居て、会社としても売上の高い時間に誰を選出するか?
その昔は、4か月毎に書面を交わしていた。
安原氏:今、そのような話はしてないと思いますよ?
ナイトの規定や給与体系など、4、5年前に作ったので、その混乱の中でそのような条件的な言い方があったかもしれませんが。

【組合】
帆足:私は直接言われました。

【会社】
安原氏:だとしたら、ここで今訂正はしますけど、そーではないです。

【組合】
実際、古くから乗務員は、未だにその認識なので、そこは説明をする機会を作って頂きたい。

【会社】
安原氏:言い方の問題なので、適切な説明を会社の方で考えます。
会社の方でも、他の営業所とか、どういう基準で運用してるのか確認してみます。
安原氏:我々の認識では、そーゆー認識ではないから。

*翌日「田町所長」にこの件で確認。
4ヶ月で昔日平均をクリアしなければナイトを降ろす規定はない旨を確認。

*終了時間間際になった為、項目の順番を変更。

5.その他、社長名押印について

【組合】
回答書のお名前が、安原さんのお名前ですが、会社対組合ですし、申入書も私どもは社長宛にしてますので。社長名で押印下さい。

【会社】
社内で調整します。出来るだけそーなるように。

6.その他、窓開けPRについて

【組合】
前回の窓開けなどPR告知については、何も進んでないですか?

【会社】
ミラクルガードや空気清浄が先行してるので、あとは同業他社の境界とか方針とか様子を見ながらやってる。

【組合】
感染防止マニュアルをお客様に対して、もう少し適格に示して欲しい。

【会社】
同業他社の状況を調べて、どうするか、検討する。