2022年5月16日に団体交渉の開催を申し入れましたが、2022年7月13日(水)に開催することが決まりました。
議題は、以下の内容を予定しています。
①団交の進め方について
②ナイトの責日問題の確認について
③労働環境について
④有給休暇について
⑤生産協力金について
⑥ハラスメント防止について
⑦その他
⑧団体交渉による議題の回答は書面にて回答を求める
今後の取り組み課題(2022.3.21)
●公出有休の取得を承諾させる
通常出勤日の有休を申請したら、会社は、公出の日を通常出勤日にして、有給を申請したその日を公出日にしてもらえないかと依頼します。強制はしていませんと言います。
その依頼に答えないで、その日を有給にしたいというと会社は了解すると言います。
しかし、そのことから、依頼に答えない人は、どうなるか?会社は、総合的に判断すると言っています。例えば、そういう人には、公出を依頼しないとか。
結局は、有給を使わせないで、人件費を下げて、会社はせこく儲けようとしているのです。
この依頼に答えない人の不利益取り扱いを許さない闘いが必要になっています。
●救命救急・メーター検査に於いて手当を支給させる
救急救命の講習会ですが、会社での講習会に参加できない人は、自分で消防署に行って講習会に参加します。会社は、そのことは業務命令であると言っていますが、賃金が支払われていません。
また、メーター検査ですが、これは明らかな仕事の一部です。しかし賃金が支払われていません。
こういう賃金の不払いは認めません。賃金の支払いを要求します。
●乗務出勤に関する交通費を支給させる
●ハラスメント防止
事故や時間・距離オーバー等における不当なペナルティ等の排除。
●休憩時間を法令通りにさせる
団体交渉議事録(2021.10.11)
先般団体交渉を行いました。
時間不足で項目の途中までとなり、次回日程は調整中ですが、実施分の議事概要を掲示します。
●日時 2021年10月11日(月)
●場所 太田区民センター
●時間 15:00~16:30
●参加者
組合:帆足、石川、荒川、佐藤
会社:安原氏(本社)、世田谷・羽田各営業所所長
会社が、冒頭に口頭で前期の収支報告を基に、現状の厳しい営業状況に関して説明。
これに対し当組合としては、売却資産や政府からの雇用調整助成金等の収入(資本)部分が不明瞭なども含め、正確な財務状況が不明と反論し、今後も開示を要求。
1.団交の進め方について
【組合】
メール・ZOOM・録画の活用。
録画に関しては、前回、検討して頂けるとの事。
【会社】
録画をするつもりはない。
理由は、画像がどのように利用されるか?わからない。
【組合】
不正流用等をしない誓約書を出しても良いが?
【会社】
今のところ、考えてない。
【組合】
前回全労が引用した判例は確認しました?
【会社】
見つからなかった。(再度送って検討する)
*会社はメールの使用を拒否しているので、リクルートや社内連絡等でメールは使用しているようなので、便利なメールでのやり取りを今後も要求をしていく。
2.休業問題について
【会社】
最初に休業した時は、売上平均2万ぐらいだった。第5波では人はいるし、売上もコロナ前の6割程度だった。
【組合】
売り上げの高かった人ほど売上の減少率は高いことが問題。
以前話してた社員ファーストの会社なら対応が違うのでは?
3.コロナ治療後の検査費用について
【組合】
自費ではなく会社負担を要求。
【会社】
保険診療でないと3、4万かかるが、品川のクリニックだと保険適用で4千円くらい。
2、3割の割合で、後遺症が見つかったり、全く別の病気が発覚したり、効果が出ている。
【組合】
一般の傷病とは別に考えて欲しい。
本来国が助成すべき事だと思うので、業界として政府に要望を出すという方法もある。
【会社】
そういう希望があるということだけメモしておきます。
4.責日の問題について
日勤乗務者に関する責日の規制
【組合】
実際にナイトを降ろすとか降ろさないとかの選択材料だった。
4か月平均で、クリアしてないと、ナイトをできないという認識。
【会社】
ナイトの希望者がいっぱい居て、会社としても売上の高い時間に誰を選出するか?
その昔は、4か月毎に書面を交わしていた。
安原氏:今、そのような話はしてないと思いますよ?
ナイトの規定や給与体系など、4、5年前に作ったので、その混乱の中でそのような条件的な言い方があったかもしれませんが。
【組合】
帆足:私は直接言われました。
【会社】
安原氏:だとしたら、ここで今訂正はしますけど、そーではないです。
【組合】
実際、古くから乗務員は、未だにその認識なので、そこは説明をする機会を作って頂きたい。
【会社】
安原氏:言い方の問題なので、適切な説明を会社の方で考えます。
会社の方でも、他の営業所とか、どういう基準で運用してるのか確認してみます。
安原氏:我々の認識では、そーゆー認識ではないから。
*翌日「田町所長」にこの件で確認。
4ヶ月で昔日平均をクリアしなければナイトを降ろす規定はない旨を確認。
*終了時間間際になった為、項目の順番を変更。
5.その他、社長名押印について
【組合】
回答書のお名前が、安原さんのお名前ですが、会社対組合ですし、申入書も私どもは社長宛にしてますので。社長名で押印下さい。
【会社】
社内で調整します。出来るだけそーなるように。
6.その他、窓開けPRについて
【組合】
前回の窓開けなどPR告知については、何も進んでないですか?
【会社】
ミラクルガードや空気清浄が先行してるので、あとは同業他社の境界とか方針とか様子を見ながらやってる。
【組合】
感染防止マニュアルをお客様に対して、もう少し適格に示して欲しい。
【会社】
同業他社の状況を調べて、どうするか、検討する。
団体交渉申し入れ(2021.9.1)
団交交渉議事録(2021.8.18)
先般団体交渉を行いました。コロナ過で日程調整が難航し、その間に緊急提言を行ったため、多少申入書と議案を変更しての実施となりました。
●日時 2021年8月18日(月)
●参加者
組合:帆足、佐藤、石川
会社:安原氏(本社)、世田谷・羽田各営業所所長
1.団交の進め方について
【組合】
メール・ZOOM・録画の活用を提案。
直近での他社の裁判で団交録画における判決が下されたことを説明。
【会社】
判例を調べてから回答する。
2.会社の回答 5/14回答 (5/21回答ではなく)について
・「現行の感染対策の徹底および新規施策を逐次施したうえで、輸送の確保にあたります。」
・コロナの改善対策
今やっていること、今後やること。
ミラクルガード
HPでは、決済パッドが2つあるが、実際は1こしかない。
今、東雲の3台でテスト中。これがOKになれば、コンビニと同じように、お客様と非接触で対応できるようになる。
殺菌
全社で、完了した。
【組合】
窓開けについて
乗務員へは徹底しているが、お客様に宣伝して欲しいと要求。
(*)バスは、運転手とお客様を分離し、お客も対応できるようになっているが、タクシーはそこまできない。
大手4社で、国土交通省に申し入れたらと提案。
文書管理できていないことについて追及。
だからメールで文書交換していれば、こんなことにはならないと提言した。
3.休業要請について
【会社】
現状の売上では会社として、大変だから対応できない。
【組合】
官報は、貸借対照表の概略でしかない。これでは会社状況は不明。
【組合】
官報だから、完璧だと思っていたが、これでは、わからないので損益計算書、貸借対照表などの財務諸表の提出を要求した。
【会社】
持ち帰り検討
売り上げゼロ 雇用調整助成金がでるが、
(*)雇用調整助成金 13500円 9/10
(以前 15000円 10/10)
人件費を払い、必要経費を差し引けば、赤字になるのは明らか。
*会社は、この説明で十分と考えているようだった。
・休業体制の必要性について
【組合】
①売り上げが、伸びない。
②コロナ危機から身を守る選択として。
【会社】
①について
売り上げは、かなり上がっている。
最初の休業の時の2倍くらいになっている。
だから、働いた方が給料もらえるようになっていると思うが・・・。
②について
感染率は、インフルエンザでもそうだったが、東京都の割合と同じ。
動きをしている。タクシーだから、危険という事ではない。
(*)濃厚接触者
kmは、そこまでも、するのかと言うくらいちゃんと対応している。
4.休業させる条件について
【組合】
一律ではなく売上の低い人と売上が激減している人を対象にしてはどうかと提案。
【会社】
・売り上げ上がらない人、コロナ危機回避の場合ということと、矛盾することになりますよね。
・この条件だと、3割減っているから休業OK。
2割しか減ってないから、休業NG。という事になると、トラブルの原因になるのではないか?
・会社は、休業をお願いするときは、一律でお願いします。
5.コロナワクチン接種による体調悪化の時の有休問題について
【組合】
こういう場合は、公出との切り替え抜きで、有給を付与すべきと主張。
【会社】
ワクチン接種で、体調を悪化させたのかの判断の基準は、どうするのか?との理由から、通常の有休付与と同じにする。
6.有給休暇の金額計算について
【組合】
対象月を休業補償の対象月と同様に計算する旨を要求。
【会社】
対応できない。
7.オリンピックについて
【会社】
必要経費は、オリンピック組織委員会から支払われる。
【組合】
売り上げ相当分の47500円が、支払われるが、通常の足切り。
会社は設けているのでは?
【会社】
現場管理で多くの班長を使用。
その分の経費は当社負担となり・・・←これは、想定外。
しかし、日本交通の現場管理は不評だったが、当社は評判を上げた。
8.責日問題について
【組合】
1ヶ月22日 4ヶ月で88日 出勤しなければ、次のナイトは、ないという規制。有休1日使ったら、その分を働いて、責日を確保しなければならないという規制。
こういう規制は、労基法違反なので、そういう規制は、文章化されていない。
こういう話は、2~3年前まで、世田谷で厳重に運用されていた。
これが、事実である。
【会社】
責日問題は、誰をナイトにするかどうかの判断の材料でしかない。