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全労第14回定期総会(2024.11.23)のご報告

全労は、2024年11月23日(土)15時からJR大森駅近くの大田区の入新井集会所会議室で第14回総会を開催し、組合員43名(出席18名+委任状25名)の参加で成立しました。

●総会次第
<開会宣言>西野書記長
<執行委員長挨拶>帆足委員長
<来賓ご紹介>
・指宿昭一弁護士(暁法律事務所)
・谷田和一郎弁護士(谷田法律事務所)
・首都圏なかまユニオン伴幸生委員長
・首都圏なかまユニオン石川正志
<大会開催資格確認>
<議長選出>
<議事>
・活動報告
・2023年度会計報告
・2023年度会計監査報告
・2024年度予算案
・組合規約改定案の提案
・質疑応答
<選挙管理委員選出>
・役員改選
<議長解任>
<閉会宣言>西野書記長

この1年間の組合員の拡大の事例が、世田谷営業所、板橋営業所、羽田営業所から報告されました。
総会議案が賛成多数で可決されました。

今年は、2年に一度の執行委員会の改選年のため、新しい執行委員会が選挙で選出されました。
新執行委員会には、以下の組合員が選出されました。
 委員長:帆足伸也(世田谷営業所)
 書記長:西野誠一(羽田営業所)
 執行委員:荒川幸一(羽田営業所)
 執行委員:佐藤淳(羽田営業所)
 執行委員:谷川幹夫(板橋営業所)
 会計監査:坂本龍(羽田営業所)
 会計監査:田中君代(羽田営業所)


国際全労第14回大会開催、おめでとうございます。
タクシー労働者の権利を守るための日々のみなさんの闘いに敬意を表します。
タクシーは公共交通機関であり、タクシー労働者は社会を支える重要な仕事です。にもかかわらず、労働条件が不安定で、安心して生活できる賃金が支払われているとはいえません。タクシー労働者の賃金・労働条件を守る闘いは、他の産業の労働者の賃金・労働条件を守る闘いにつながっています。
国際全労は、実質的な残業代ゼロ制度を告発して裁判闘争を闘い、一度目の最高裁判決では破棄差戻判決を受けたものの、2度目の最高裁で逆転勝訴した歴史を持つ労働組合です。この闘いは、全国のタクシー労働者と全産業の労働者を励まし、労働者のいのちと権利のために、残業代ゼロ制度を認めてはいけないという闘いを作り出しました。今も、全国で、この闘いに続いて闘っている労働者、労働組合が存在しています。
ぜひ、日常的な地道な闘いを通じて、国際自動車のみならず、全国のタクシー労働者と全産業の労働者の権利の前進を勝ち取ってください。
共に闘っていきましょう。 弁護士 指宿昭一


乗務員未収金立て替えに関する会社回答(2024.10.11)


乗務員:板橋営業所所属の全労組合員
乗車時間:2024年7月30日(火)5:00-6:59
乗車区間:港区西麻布-海老名市上郷
     (横浜市神奈川区羽沢町経由)
運  賃:22720円(運賃21870円+ETC料金850円)
概  要:
クレジットカード決済がエラーになったため、未精算・後払いにした。
2024年8月分の給与支給明細書の営業所控除として、未精算金22720円が賃金から差し引かれた。
経緯詳細:
①2024年7月30日(火)朝7時前、乗客指示の目的地である海老名市上郷に到着し、運賃22720円を請求をすると、乗客からクレジットカード支払いの申し出があった。
②数回クレジットカード決済を試みるが、決済機エラーが発生したため、クレジットカード決済ができなかった。
③乗客が他の支払い方法がないと言うので、板橋営業所に電話して、乗客の免許証を写真に撮り、乗客の言う電話番号に確認電話をし、22720円を未精算・後払いにした。
④2024年8月27日(火)、2024年8月分の給与支給明細書の営業所控除として未精算金22720円が控除された。
⑤板橋営業所職員に確認すると、未精算金は、賃金控除として一旦乗務員が支払い、支払いがあった時点で返金するという営業所ルールになっているとの返事があった。
⑥この時点で、このルールについては、会社から一度も説明されたことはないし、控除を承諾したこともなかった。
⑦2024年8月30日(金)、板橋営業所3課課長と話をし、未精算金の営業所控除は「私は労働基準法違反の可能性があると思う。会社は、コンプライアンスとよく言うが、憲法含めてすべての法令を守ることがコンプライアンスである。この問題を組合とし取り組んでもらう。返金してほしい。このルールをやめてほしい。」と伝えた。
⑧課長からは「返金対応したい。ルールをどうするかはすぐには言えない。」との返答があった。
⑨2024年9月7日(土)、板橋営業所職員から乗客から入金があったと連絡があった。
⑩2024年9月9日(月)、板橋営業所から営業所控除22720円が現金で返金された。


2024年10月11日、調査結果の会社回答がありました。


会社回答を受け、以下の組合の見解を会社に伝えました。




組合総会(2024.11.23)のご案内

全国際自動車労働組合総会のご案内

上部団体の首都圏なかまユニオン委員長及び顧問弁護士も出席します。
皆さんからの組合費をどのように使っているか?
今後どのように使うのかを確認できる貴重な総会です。
是非ご参加頂き様々なご意見をお願いします。

*交通費として1,000円支給、
 終了後は懇親会を予定しております。
 (参加費1,000円)


団体交渉報告(2024.9.27)

コロナ対応もあるので、ZOOMでも参加できる体制を。

決済機器の不良などによりお客様から料金収受が出来なかった場合に未収金として処理されますが、
お客様から当月内に支払われない場合、相当額が給与から控除されます。
これは労基法24条1項の賃金全額払い義務の違反ではないでしょうか?
回答の内容によっては労基署に相談します。

ETCコーポレートカードには利用額に応じた割引がある。
本来なら各乗務員より徴収した高速代から割引による余分な金額を返却するべきではないか?
返却しないのであれば、帰庫時に高速利用が不可欠な場合はその費用を会社負担にできないか?

最新のナビは不良が多く、実証実験の結果等導入経緯を説明してほしい。

前回回答は「現行の通りとしますが、引き続き検討します。」との事でしたが、検討結果は?
ガス充填は保安責任者がいれば誰でもできるようです。24時間でなくても、ナイトの出庫する
夕方1時間でも充填できる体制をとることは可能ではないか?


以上

団体交渉を開催します。(2024.9.27)

2024年9月27日(金)14時から、大井町駅近くの会議室で団体交渉を行います。
議題は、以下の内容を予定しています。

先日、板橋営業所において、クレジット決済不能が生じ、班長指示で未収金として処理した。
ところが、本人には何の説明もなく、その金額が営業所控除として給与から天引きされた。
これは労基法24条1項の賃金全額払い義務の違反に当たると考えるが、会社としてどう考えるか、労使協定などがあるのか、回答を要求する。
当組合は、何ら協定を結んでいないので、当組合員にはその義務がなく、今後そのような控除は断固として拒否する。

以前にも説明したが、現状のETCコーポレートカードには「大口・多頻度割引」がある。
乗務員から徴収した高速料金に含まれる割引金を返却するべきではないか、返却しないのであれば、帰庫時に高速道路を使用せざるを得ない場合に会社負担にすることを要求する。




前回の団交では、組合から帰庫時の会社負担マニュアルを作り、提案することになっていたが、TouTubeで紹介されている正和自動車の仕組みがシンプルで合理的だと考えるので、この仕組みを提案する。
正和自動車さんの帰路高速会社負担が無限首都高



最新のナビは、不良な部分が多いく、乗務員が困っている。
導入経緯の説明を要求する。
実証実験や実証記録の開示を要求する。

前回団体交渉での会社回答は「現行の通りとしますが、引き続き検討します。」とのことだったが、検討結果はどうなっているか、回答を要求する。
LPガス充填業務は、保安責任者が存在すれば、誰でもできるようである。
24時間営業でなくても、ナイトが出庫する夕方の1時間でも充填できる体制にすることは可能ではないか、回答を要求する。

団体交渉報告(2024.3.22)

【当組合】生活支援金として、10万円を年2回(4月と10月)の支払いを要求します。
要求金額の根拠
売上金の増加の大体の平均を5000円とすると
5000円×30日×12ヶ月×(2119台×0.7)
=2,669,400,000
この金額の40%は、約10億円になります。
要求している1人20万円の金額は、
20万円×4,475人=約9億円になります。

【当組合】羽田、三鷹の修復は以前から決まっていたことであり、理由にするのはおかしい。
システムを優先するなら、ナビを急ぎ善処すべき。
官報では、まったくわからない。会社の実態が分かるようにしてもらいたい

【当組合】1勤務あたり、日本交通600円、大和交通560円が支払われている。
kmでも支給してください。

【当組合】賃金制度が、どう違っているからkmは出せないのかを具体的に明らかにしてください。
新人採用に当たって、交通費が支給されないというと、受ける人が少なくなってくるのではないですか?

【当組合】日本交通では、これが実現されているので、kmもお願いします。

【当組合】他社の例を紹介して、kmもこの制度の導入をお願いしたい。

〇京北自動車交通㈱(豊島区)
・交通費(9,300円/月)、
 無事故手当(15,000円/1乗務)、
 愛車手当(100円/1乗務)
〇天竜交通㈱(品川区)
・無事故手当(5,000円~15,000円)
〇明治交通㈱(北区)
・無事故手当(25,000円)
〇東京梅田交通㈱(足立区)
・無事故手当(5,000円)
〇名鉄西部交通㈱(愛知県名古屋市)
・無事故手当(12,000円/月)、
 サービス手当(6,000円/月)、
 通勤手当(4,500円/月)

団体交渉報告(2024.2.20)

当組合「引き続き検討してほしい。」

当組合「前回の団交で出せるかを検討してもらえることになっていた。」

当組合「引き続き検討してほしい。」

当組合「新たに施設管理課ができて、営業所の補修含めて順当になって行くと思っていましたが、まだ厳しいですか?」

当組合「世田谷は照明の補修をお願いしていた。稲田課長に切れている箇所の写真を撮って渡してあったが、稟議を上げたが通らなかったと回答があった。まだ全然補修されていない。」

当組合「大きい所は順繰りとは思うが、細かい箇所は随時やってもらいたい。できれば早急に直してもらいたい。夜に洗車する時、暗いと汚れや傷がわかりづらい。後は風呂です。」

当組合「羽田もそうです。」

当組合「羽田の風呂は大改修と一緒にやるのですか?」

当組合「使えないシャワーが何箇所かある。所長も風呂の現実を把握してほしい。仕事で疲れて帰ってきて、風呂に入って元気を取り戻すことを最優先にしてほしい。」

当組合「都度、都度やるより一括してやったほうが先々得なのでは?」

当組合「せめて工程表を出してほしい。細かい部分も含めて、業者と交渉中とか、いつ頃までに修復の予定という程度で構わない。」

当組合「手を付けようとしているという意思表示を乗務員に見せることが大事。」

当組合「会社が出しづらいのなら、この項目は現状こうなっているとか、会社からこういう回答になっているかを組合で掲示します。事前に所長に確認してもらいます。」

当組合「そこだけに限定ですか?」

当組合「施設も含めてだと思っていました。会社がそう判断した根拠を具体的に示してください。」

当組合「簡単な工程表は、こちらで作成して、所長に了承してもらい、掲示します。」

当組合「4月から実施なんですか?」

当組合「世田谷ではまだ出てないと思うが、羽田では、ライドシェア用に点呼時間を一部空けるという話が出ていると聞いた。」

当組合「その話がうまく伝わっていないのかな?」

当組合「シフト変更をしてほしいという話ですね。強要ではないですよね。家庭の都合とか、通勤の都合があるから。」

当組合「世田谷と羽田のLPガスの営業時間の件ですが、前回の回答は、検討しますとなっていましたが、結果はどうですか?」

当組合「やめる所があれば、そこから人の確保ができるのでは?」

当組合「引き続きお願いしたい。」

当組合「前回検討しますとなっていたが、結果はどうですか?」

当組合「いい数字の意味がわからない。」

当組合「高速代に割引があることが根拠になって、そこに原資があると言っている。帰庫に間に合わなくなった場合の最後の高速代を会社負担にしてほしいということ。例えば、最後に三茶あたりで乗せて足立だったら、自腹でないと帰れない。そこを会社負担にしてほしいということ。」

当組合「行程表見ればわかるから、判断は班長にしてもらえばいい。」

当組合「割引金額がいくらかを教えてほしい。はっきりさせる必要がある。」

当組合「高速代を払っているが、いくら戻ってきていますか?と聞いている。どうして出せないか説明してください。」

当組合「では調べて答えてください。いいですか?」

当組合「人によっては、自腹で日に2千円、3千円使う人もいるのだから、せめて帰庫に間に合わなくなった場合の最後の高速代を会社負担にしてほしいということ。班長に判断を任せるとトラブルと言うなら、ルールを決めればいいだけのこと。」

当組合「最後の1本はすべて会社負担にしてくれればいいけど、降車のエリアで会社負担にするというルールをつくればいい。」

当組合「たたき台をつくってもいい。簡単な話で高速を使えば帰庫時間に間に合う。帰庫時間オーバーを軽減できて会社にとってもメリットがある。そんなに難しいことではない。」

当組合「どこかでやって見ればいい。一番いいのは、最後は会社負担でいいと言ってくれること。」

当組合「石川からお願いした件は、次回出してください。次回、ルールのシュミレーションを出します。できればどこかで実装実験をしてみたい。」

全労第13回定期総会のご報告

定期総会が過半数以上の出席と委任状で成立し、終了しました。
開催日時 2023年11月23日(木)
     15時-16時30分
開催場所 入新井集会室会議室

帆足伸也委員長

指宿昭一顧問弁護士

谷田和一郎顧問弁護士

都圏なかまユニオン伴幸夫委員長

第13回定期総会のご案内

組合員の皆様
主な議題
1.1年間の取り組みの報告と今後1年間の方針
2.1年間の会計の決算の報告と今後1年間の予算
3.その他
です。
参加をよろしくお願いします。

開催日時 2023年11月23日(木・祝)
開催時刻 15時 開始(仮)
開催場所 入新井集会室会議室
     (JR大森駅から 徒歩5分)
     セブンイレブンのビル4階
     (交通費として1000円支給)
今回も、インターネット(ZOOM)での参加もできます。
また、大会終了後は懇親会を予定しております。
(参加費:1000円)
主催 全国際自動車労働組合
参加 首都圏なかまユニオン 国際全労顧問弁護士